先日のSORACOM UG札幌(北海道)のイベントで、「SORACOMって何がすごいって、SIMやらデバイスやらを個人でもサクッと買えちゃうんですよ!ほらね!」というデモをやりました。
ちなみに、この時マジでArmadillo-IoTゲートウェイを購入しました。
そしてその時購入したデバイスはすぐに到着。
そして実物がこちら。
なんで買ったの?
実は同じイベントで、このデバイスを発売しているアットマークテクノの實吉さんがLT登壇でアルマジロとArmadillo Base OSの紹介をされていて、「IoTデバイスにコンテナをデプロイ出来るってめっちゃいいじゃん!」と思い購入を決意。自分の出番の時にポチったという流れです。
Base OSがなんかよさげ
IoTデバイスで一番面倒で頭を使う事項として、「どうやって最新版のファームウェアやミドルウェアを配信しようか?」という話が出てきます。
一度出荷したデバイスに対してアップデートを配信すること自体は可能ではあるのですが、失敗したときのリカバリが非常に厄介です。最悪の場合端末を回収したり、端末がある場所まで出向いてファームウェアを更新する必要があります。
その点、Base OSの場合はコンテナをデプロイできる仕組みになっているので、OSに干渉することなくアップデートが可能です。必要に応じてロールバックも出来そう。(実はまだそこまで試していないので・・・)
ファームウェア配信問題をある程度解決できるのは個人的に魅力的だなと感じています。
SORACOMとのコネクティビティ
公式マニュアルにも記載されている通り、もちろん繋がります。マニュアルはこちら。
注意して頂きたいのは、「7.1.6.6. 3G/LTEコネクションを確立する」に記載されているコマンドがマニュアル記載が微妙に間違っています。
誤り
[armadillo ~]# nmcli connection up gsm-[wwan] up
正解
最後のupは不要。
[armadillo ~]# nmcli connection up gsm-[wwan]